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登山レポート

登山レポート

2016.07.17 憧れの表銀座縦走、槍ヶ岳へ(2)

行程・
コースタイム
【2日目】
大天荘 (5:40) → 大天井ヒュッテ (6:20) ・・ 喜作新道 ・・ ヒュッテ西岳 (8:40) → 水俣乗越 (10:15) ・・ 東鎌尾根 ・・ ヒュッテ大槍 (12:18) → 槍ヶ岳山荘 (14:45)

※コースタイムは、メンバーの体力、天候等様々な要因で変わります。実際に山に行かれる際は、登山地図等を活用し標準タイムをご確認ください。

幸先の良い出来事?

表銀座縦走2日目朝、天気は曇り。しっかり朝食を取って、いよいよ槍ヶ岳へ向けて出発します。
歩き始めてすぐ、サラサラと小雨が降ってきました。空を見ると少しだけ青空が見えて、雲の合間からは陽の光が射していました。その光の先を見ると・・なんと、これから歩く喜作新道の稜線に、虹が架かっていました。
山で見る虹は初めてで、それは本当に綺麗でした。みんなでしばらく写真を撮ったりしながら眺めていました。
メンバーの一人が「幸先いいね~」と言って、私も肯定したのですが、、その期待ははずれてしまうのです。



大天井ヒュッテで小休止がてら、レインウェアを着たりして雨対策をします。この後、雨が少し強くなっていきました。
喜作新道の稜線を歩いていると、右手側に先程とは別の大きな虹が出現しました。
ガスで景色はほとんど見えないけど、この虹が長い距離を歩く間ずっと出たままで、元気をもらいました。ダブルレインボーも見る事が出来て、少し幸せな気持ちに(^^)

雨の喜作新道~東鎌尾根

雨と、蒸し暑さと、途中やたらと虫の猛攻に遭いつつ (これに一番体力を奪われた)、こまめに休憩と水分補給を行いながら進みます。雨露に濡れた高山植物にも、元気をもらいます。
ヒュッテ西岳以降はやや危険個所が続くため、ここで全員ヘルメットを装着しました。
岩場、鎖、長い三連のハシゴ等が連続します。足元が濡れていることもあり細心の注意を払って、メンバー同士お互いに声を掛け合いながら、慎重に通過します。表銀座の核心部。このあたりが最もアップダウンが激しく、体力を使う箇所でした。



食事がおいしいと評判のヒュッテ大槍に着き、長めの休憩を取りました。全員で恵みのラーメンを食べてエネルギー補充!
全員疲れた表情が一転、別人のように回復(笑)ラーメンって山で食べるといっそうおいしいんです。
あたたかい雰囲気のヒュッテの中で、メンバー同士や他の登山客と談笑して、張りつめていた気持ちがやわらぎました。
状況によってはここで停滞して1泊する事も念頭においていましたが、幸いにも雨が弱まりミストのようになり、弱風だったため予定どおり先へ進むことに。
晴れていればすぐ近くに素晴らしい槍の雄姿が見れるはずなのですが、相変わらずガスで真っ白です。
岩稜の東鎌尾根は傾斜は緩く足場もしっかりしていますが、慎重に通過し、この日の宿泊地の槍ヶ岳山荘に到着!山頂に立ったかのように全員で喜びました。

槍ヶ岳、現る

槍ヶ岳山荘は、槍ヶ岳山頂直下にありますが、到着した時はやはり真っ白で山頂は見えず。
この日に山頂を往復する計画でしたが、体力的にも天気的にも翌日に見送る事にしました。
山荘でごはんをいただいた後、ロビーで談笑していると、外から歓声が。急いで外へ出てみると、すっかり雨もやみガスが取れて槍ヶ岳が姿を現し、歩いてきた稜線も見渡せました。メンバー全員、この日のテンション最高潮に!



青空をバックに夕日に染まった槍ヶ岳、眼下に広がる雲海、夕焼けがとても綺麗でした。この日はこのような景色が見れるとは思わなかったので、1日頑張った自分たちへのごほうびのように感じました (笑)

さらに、宴で楽しんだ後暗くなってから外に出てみると・・満天の星空が広がっていました。数人で星空撮影会♪
人工的な光のない、月明かりと星明かりだけで照らされた世界。とても幻想的でした。
静かな山の夜の時間を楽しみました。



虹が出た時に幸先が良いと感じたのも、間違いではなかったようです。
翌日はいよいよ槍ヶ岳のピークへ。そこには、素晴らしい景色が待っているのでした。

【文/写真】通販営業部 業務担当 八隅

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