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登山レポート

登山レポート

2016.07.16 憧れの表銀座縦走、槍ヶ岳へ(1)

行程・
コースタイム
【1日目】
中房温泉 (6:30) → 合戦小屋 (9:20) ・・ 合戦尾根 ・・ 燕山荘 (11:10) → 燕岳 (11:45) → 大天荘 (16:00) → 大天井岳往復

※コースタイムは、メンバーの体力、天候等様々な要因で変わります。実際に山に行かれる際は、登山地図等を活用し標準タイムをご確認ください。

日本のマッターホルン、槍ヶ岳を目指し霧の中のスタート

2泊3日かけて、北アルプスの通称「表銀座縦走コース」を経由し、槍ヶ岳 (3,180m) へ登頂してきました。
表銀座縦走路は、前からずっと歩きたかったコース。一日の行動時間が長く、体力を要するロングコースです。

初日の朝、天気は曇り。始めは霧が立ち込める中の樹林帯の登りでした。途中の合戦小屋では、名物のスイカを食べました♪



その後は北アルプスの三大急登の一つ、合戦尾根を行きます。
曇りだし、蒸し暑いし既に汗だくだし・・で少々テンションが下がっていた我々ですが、降りてくる登山者から「上は晴れてますよ~!」と嬉しい情報をもらい、全員一気にテンションが上がります。

コマクサ満開の燕岳、新緑の表銀座稜線歩き

先ほどの登山者の言うとおり、標高を上げるうちに青空が見え始めました。稜線に出ると・・絶景が待っていました。
新緑の北アルプス主稜線の山並み。燕岳 (つばくろだけ) の山頂も、これから歩く表銀座の稜線も、ずっと先まで見渡せました。
燕岳までは残雪期に一度登った事がありましたが、残雪と新緑とでは印象が違いました。
同じ山でも四季折々で山の表情が変わる。そこが山の良いところでもあり、山に来る楽しみでもあります。



燕山荘前にザックを置いて、燕岳 (2,763m) を往復します。途中で、ライチョウの親子に遭遇しました。ヒナを見るのは初めて。ちょこちょこ歩いて可愛かったです(^^)
コマクサ、シャクナゲが至るところに咲いていて、山頂からの景色も最高でした。コマクサは高山植物の女王とも呼ばれていて、燕岳にはこの時期コマクサをお目当てに来る登山者も多く、賑わっていました。 燕山荘で昼食をとり、いよいよ表銀座コースへ進んで行くと、一気に登山者の数は減ります。所々雲がかかっているものの、天気は上々。雲の合間に見え隠れする、この山旅の目的地である槍ヶ岳を右手前方に見据え、北アルプスの風を受けながら気持ちの良い稜線歩きが続きます。
気分は最高!ずっと歩いていたいと思う、美しい稜線と眺望でした。
槍の穂先を見て「明日はあのとんがりに着いてるんやなぁ・・」と思うと、とても遠く感じました。

北アルプスの絶好の展望台、大天井岳

この日宿泊する大天荘がある大天井岳 (おてんしょうだけ) は、大きく、荘厳な雰囲気。後半のやや激しいアップダウンを乗り切り、予定どおり大天荘に到着しました。
夕飯は自炊♪みんなでわいわいカレーを作りました。みんな疲れていたのに、人とは不思議です。おいしいごはんを食べるとみるみる元気になります。
カレー用のごはんは、トランギアのラージメスティン (TR-209) とプリムスのウルトラバーナー (P-153) で飯盒炊爨。上手く炊けました!



一度に炊けるごはんの量が、メスティンは1.5合に対し、ラージメスティンは3.5合。ごはんをとてもおいしくふっくらと炊くことが出来るので、大好きな山道具の一つとなっています。最近、大人数用にラージも買ってしまいました (笑)
メスティンの中に小物を入れることも出来るので、パッキングの際にも一役買っています。

夕食後ちょうど夕暮れ時に、山荘から片道10分の大天井岳山頂 (2,922m) へ。

山頂は、歩いてきた表銀座の稜線、槍・穂高連峰、立山・剱岳方面、遠くには中央アルプス、富士山、南アルプスまで見渡せる絶好の展望台でした。山頂では、居合わせた他の登山者と一緒に山座同定 (方向や山容から山の名称を特定すること) をして遊びました。雲の合間からでしたが、夕日も本当に美しかったです。



星空を期待して夜に外へ出てみると、ガスでまっしろけ。この日はあきらめて大人しく就寝しました。
2日目はいよいよ槍ヶ岳へ歩を進めます。景色を楽しみたいのはもちろん、行程がややハードである事もあり好天を期待して就寝するのですが、自然はそうは甘くはなかったのです・・

【文/写真】通販営業部 業務担当 八隅

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